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日本マイクロソフトが「Surface Pro」をはじめとする3製品発表

日本マイクロソフトが「Surface Pro」をはじめとする3製品発表

日本マイクロソフトは5月26日、都内にて「Microsoft Japan Surface Event」を開催。ハイパフォーマンスな大画面PC「Surface Studio」やモバイルPC「Surface Pro」、ノートPC「Surface Laptop」を発表しました。

登壇したマイクロソフト コーポレーション コーポレート バイスプレジデント マイクロソフト デバイス担当のパノス・パネイ氏は、日本において妥協のないものづくりや職人芸を学び、Surfaceシリーズにもその精神が宿っていると話しました。


■プロクリエイター向けの未来派PC「Surface Studio」


日本未発売だった大画面クリエイター向けPCのSurface Studioは、4500×3000ドット(192PPI)の28インチPixelSense ディスプレイを搭載し、タッチ操作や1024段階の筆圧検知が可能なSurface ペンによる入力に対応します。大画面のAIO(オールインワン)PCですが、ベゼル部分や側面など良く見ると、Surfaceらしいデザインをしていることがわかります。

この大画面は、Surface ペンによるドローイングやペインティングなど、クリエイティブな作業を快適に行えるよう柔軟な角度調整機能があります。

28インチという大画面は重くて大きいため角度調整というと、両手で持ちあげる作業を想像しますが、Surface Studioは指先で自由な角度に調整できる「ゼログラビディヒンジ」を搭載しています。ディスプレイを押し込むような感覚で、キャンバススタイルとデスクトップスタイルを簡単に行き来できます。

縦横比3:2の28インチディスプレイは、デジタルカメラの写真表示とも相性がよいため、フォトレタッチ作業も大画面で効率よく行えます。また、スマートフォンやタブレットのようにタッチ操作で写真の閲覧や拡大縮小ができ、これまでにないユーザー体験ができます。

Surface Studioは、ダイヤル式のデバイス「Surface Dial」に対応しており、ダイヤル操作によってツールの変更や、作業のやり直しなどを直感的に行うことができます。


■ネジが見えない美しい作り込みのクラムシェルPC「Surface Laptop」


Surface Laptopは、Surfaceシリーズ初となる完全なクラムシェルスタイルのノートPCです。

ディスプレイは2256×1504ドット13.5インチPixelSenseディスプレイを搭載、タッチ操作やSurface ペンの1024段階の筆圧検知に対応します。

キーボードは1.5mmのキーストロークがあり、打鍵感のある快適な入力を可能としています。キーボードのベゼル部分は手触りが優しいアルカンターラ素材で、クールなメタル外装とは異なるアクセントが印象的でした。

背面にはネジがないシンプルな面で構成されており、メタル外装とアルカンターラの内装とあわせて、おもてなしの精神があるようなものづくりが感じられました。

指一本で開くことができるディスプレイも、他PCではできることはSurface Laptopでもできるというこだわりがあり、製品のプレゼンテーションではアップルの「MacBook Air」や「MacBook Pro」と比較し、Surface Laptopの軽さとパフォーマンスをアピールしていました。

なお、OSは機能が制限された文教向けの「Windows 10 S」を搭載しています。アプリケーションのインストールはWindows 10のストアアプリに限定、WebブラウザはMicrosoft Edgeのみとすることで、セキュリティを高めるねらいがあります。使い方に制限があるものの、フルセットのWindows 10よりも起動が速いため、サッとメモを取る、すぐに情報の検索をするという用途には最適だと思います。

タッチ操作やSurface ペンに対応しているので、絵を描きたい、アニメーション制作を学びたいという学生にもオススメです。

年内はWindows 10 Proへのアップグレードも可能ということですので、バッテリー駆動時間約14.5時間のスタイリッシュノートPCとしてもその価値はあるでしょう。

■大本命のモバイルPC「Surface Pro」


新しいPCの使い方を提案する「Surface」シリーズの最新モデルは「Surface Pro 5」ではなく、ナンバリングを廃した「Surface Pro」です。

Surfaceシリーズは、これまでSurface ペンに対応した可搬性が高いタブレットスタイルと、カバーを兼ねたタイプカバーによるノートPCスタイルが、個人だけではなく法人向けとしても受け入られ市場を開拓してきました。

世代を重ねてパワフルなCPUや高速なストレージに対応することで、クリエイティブ作業にも対応することをアピールポイントとしています。

今回発表となったSurface Proは、そのクリエイティブ作業をさらにワンランク上のものにする機能を搭載しています。

そのひとつが最大165度まで開くキックスタンドです。キックスタンドで立てかけた状態から指で押して寝かせることができるようになったため、自分の描きやすい角度に肯定することが可能です。

もうひとつの新機能が、新しいSurface ペンのサポートです。Surfaceの進化にあわせてSurface ペンも進化しており、前モデルでは1024段階の筆圧検知とペン先交換による描き味が調整できるようになりました。

新しいSurface ペンは、これまで1024段階だった筆圧検知がさらに細かい4096段階に、ペンの傾きに対応した入力、そして入力遅延が21ミリ秒になったことで、繊細な描画が可能になりました。

発売は8月を予定しており、価格は11,800円(税抜)の予定です。なお、新しいSurface ペンは、「Surface 3」「Surface Pro 3」「Surface Pro 4」「Surface Book」「Surface Laptop」「Surface Studio」でも利用可能ですが、筆圧検知はそれぞれのモデルの最大値となり、傾き検知には対応しません。

また、Surface Dialに対応したことで、Surface ペンとあわせることで直感的な操作を可能としています。Surface Dialの面白いところは角度の付いたディスプレイに貼り付いて固定できる点です。Surface Dialを画面に置いたまま作業ができるため、ペンとタッチ操作、ダイヤル操作の3つを使い分けることができます。それだけではなく、Surface Dialは画面から離してデスクに置いでもそのままコントロール可能です。

今回の発表会では、Surfaceの機能の紹介だけにとどまらず、ソフトウェアの使い方や利用シーンについても長い時間をかけて説明が行われました。そこにはPCはキーボードとマウスで操作するという概念を覆すマイクロソフトによる新たなイノベーションを起こそうという意気込みがありました。

しかしながら、紹介された機能や使い方は先進的すぎて、一般に理解されるにはまだ時間がかかりそうです。とはいえ未来を感じるデバイスがスマートフォンやアップル製品ではなく、マイクロソフトから生まれたことで今後のPC業界は面白くなるだとうろ感じました。

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この記事の執筆者

mi2_303

mi2_303

ゲーム業界からウェブデザイナーなどを経てフリーに転身。スマホやタブレット、PC、音楽制作やカメラなどの趣味を生かして執筆をしている。

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