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大手家電量販店が手がける格安SIMの特長とは?

大手家電量販店が手がける格安SIMの特長とは?

近頃は、多くの格安SIMを家電量販店が取り扱うことで、気軽に買えるようになってきました。実はその中に、家電量販店が自社ブランドの格安SIMを提供していることをご存知でしょうか?

家電量販店グループのトップ企業といえばヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、ノジマ電器。この6グループのうち、ケーズデンキを除いた5グループが自社で格安SIMを提供しています。

いずれも、既存の格安SIMプロバイダのサービスをOEMにして、少し「おまけ」をつけて再販するような形をとっています。そこで、どの格安SIMをベースにして、どんなおまけをつけているのかを見ていきましょう。


■ヤマダ電機とエディオンはU-mobileを再販


ヤマダ電機は、U-mobileという格安SIMの再販を行っています。また、エディオングループも同じU-mobileタイプなので、一緒に紹介します。

U-mobileにもいろいろなプランがありますが、その中でも小容量のプランと使い放題のプラン、加えてプリペイドプランをヤマダ電機、エディオンでは扱っています。1GBまでで790円(月額、税抜、以下同じ)、5GBまでで1,480円、速度・容量制限なしで2,480円、1GB~3GBの二段階定額で680円~900円というデータ専用プランと、それぞれに200~800円ほどプラスすることでSMSや音声を利用できるプランです。

注目は使い放題プランです。端末とネットワークが対応している限りの最大速度で通信でき、容量も一切制限されないプランで、格安SIMの中でもかなり思い切っていると言えます。

しかし、やはり昼休みや夕方など、利用が集中する時間帯では速度が出にくいという格安SIMの宿命は背負っています。あくまで「容量のことを何も考えなくてもいい解放感」に魅力を感じる人は検討するとよいでしょう。

もうひとつ特徴的なものがプリペイドプランです。7日で1,800円、15日で2,800円、30日で3,500円、いずれも一日最大200MBまで利用できます。クレジットカードを持っていなくても、全国のヤマダ電機やエディオンで現金で買ってその場で使えるので、チャージができない別の格安SIMを使っていて、うっかり旅行中などに容量を切らしてしまったというときの救世主になるかもしれません。


■ドコモとauから選べるビックカメラ


ビックカメラは、IIJmioの格安SIMを再販する形です。3GBが900円、6GBが1,520円、10GBが2,560円、それぞれに700円をプラスすれば音声も利用可能というお手本のようなプランがそろっています。IIJmioのプランと同様、ドコモとauのどちらのネットワークを使うかを選べ、auタイプならSMS付きがちょっとだけお得など、ニーズに合わせた料金を選択できます。

ビックカメラならではのおまけは、これらのLTE通信に加えて、全国のWi2 300のWi-Fiアクセスポイントで無料Wi-Fiが使えること。もちろん、Wi-Fiで使った分はLTEの容量を消費しませんから、普段の行動範囲にWi2 300のアクセスポイントが多いのであれば、データを節約しながら快適に使えるかもしれません。


■ヨドバシカメラではワイヤレスゲートを販売


ヨドバシカメラは、グループ会社のワイヤレスゲートという、ちょっと変わり種の格安SIMをヨドバシブランドで販売しています。

ワイヤレスゲートのLTEプランの最大の特徴は、「使い放題プランしかない」ことです。通信量に上限がなく、最大速度で料金が変わります。最大250kbpsで445円のプランと、最大3Mbpsで1,556円のプランの二つだけ。使い方によっては、激安と言える水準です。250kbpsでできることは、文字主体のSNSやWEB閲覧などが主となり、画像の多いソーシャルゲームやショッピングサイトなどの利用にはあまり向かないかもしれません。

3Mbpsなら、そうしたちょっと重いサービスに加えて、少し画質を落とした動画くらいまでならじゅうぶん楽しめます。もともと格安SIMはスペック上の速度こそ200Mbpsなどとうたいながらも、実測では10Mbps出ないことがほとんどです。それならば3Mbpsでも実質ほぼ制限なしの使い放題に近いと言えます。

さらに、250kbpsプランではBBモバイルポイント・eoモバイルWiFi・Wi2 300とい三つのWi-Fiネットワークが無料で使えるようになります。いずれも各事業者の有料プランに加入していなければ使えない、プレミアムなアクセスポイントばかりですから、快適に使えます。

さらに、3Mbpsのプランでは「Fon」のアクセスも使えるようになります。Fonとは、利用者同士がお互いのアクセスポイントの利用権を融通しあってエリアを広げようというコンセプトの互助型ネットワークで、全世界で1900万ものアクセスポイントが存在します。品質はまちまちですが、海外に行ってもうまくいけばFonのアクセスポイントを渡り歩いて、ローミングや現地SIMの料金を節約できるかもしれません。


■ニフティ買収でどうなる?ノジマのELSONIC


ノジマはプライベートブランドの格安SIMとしてELSONIC SIMというものを提供していますが、こちらはIIJmioベースながらもドコモ網のみで特におまけもなし、と、いまいち特徴に欠けます。しかし、ちょっと前に話題になったとおり、ノジマがプロバイダ最大手のひとつニフティ(@Nifty)を買収し、格安SIMサービスを含めて完全子会社化しました。

先日ニフティモバイルのリアル店舗展開を始めましたが、今後、ニフティモバイルやノジマ店頭ならではの@Niftyネットワークを活用した特別なサービスが提供されるようになるかもしれません。ぜひニュースに注目してみてください。


家電量販店ではもちろんその他の格安SIMも扱っていますが、量販店ならではのおまけやセット割引キャンペーンなども随時行われているようですので、量販店に立ち寄った時には、是非量販店ブランドのSIMをチェックしてみてください。

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この記事の執筆者

無線にゃん

無線にゃん

モバイル好きが高じて割と本業に近い技術者になってしまった猫好き。ブログを中心にモバイルの技術やサービスについて、思うところを好きなように書いています。

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