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超歌舞伎の舞台裏もお見せします!今年も大盛況「ニコニコ超会議2017」

超歌舞伎の舞台裏もお見せします!今年も大盛況「ニコニコ超会議2017」

ドワンゴは4月29日(土)、30日(日)に、千葉・幕張メッセで日本最大級の動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議2017」(以下、超会議)を開催しました。超会議には、リアルとバーチャルが融合した「超歌舞伎」や「大相撲 超会議場所」「アニメ」「ゲーム」「コスプレ」、そしてさまざまなアイディアで楽しませる企業ブースが出展。また、「超歌ってみた」「超踊ってみた」などの人気コンテンツも目白押しでした。

今回の超会議の会場総来場者数は15万4,601人、ネット総来場者数は505万9,967人。昨年よりも会場来場者数が増加していましたが、展示レイアウトが変更されたためか、昨年よりも会場内の移動がスムーズに感じられました。


■今年も大人気 中村獅童さん×初音ミクさんの超歌舞伎


今回の超歌舞伎の演目は、「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」というもの。中村獅童さん演じる「八重垣紋三(やえがきもんざ)」と初音ミクさんが演じる「傾城初音太夫(けいせいはつねだゆう)」の恋物語です。

生で見る超歌舞伎はまぶしい光と音の迫力、広い舞台を使った見せ方、華やかな演出に圧倒されます。歌舞伎と聞くと一見難しそうに感じますが、音楽ライブのような”コールアンドレスポンス”の要素をもつエンターテイメントに似ています。演者の熱演に観客かけ声や拍手が加わることで一緒に作り上げる舞台としてとらえるとよいかもしれません。

また、会場以外にもニコ生で生配信も行われており、ユーザーも参加できるストーリーに仕上がっていました。舞台を盛り上げるかけ声だけではなく、山場の演出では「弾幕」で盛り上げるという一幕もありました。

最終公演の口上の場面では、中村獅童さんが「少し時間をください」と話し、アリーナ席から2階3階席まで埋まった5,000人の観客を目に焼き付ける様が印象的でした。観客は拍手とペンライトでそれに応えて、さらに一体感が増したように感じました。

舞台終盤、桜の花びらが舞い散る華やかな演出で会場のボルテージが一気に上がり、そのまま終演。きらびやかな世界に圧倒と感慨にひたっていると、たたみかけるように「お前らこれが見たかったんだろ?」という中村さんの煽りで”初音ミク”の「千本桜」が流れ、空気がライブ会場に一変。中村さんをはじめとする演者総出で、アリーナ席まで降りて会場を盛り上げます。舞台から離れた席からでも感じられる中村さんのパワーに、心底しびれてしまいました。


■超歌舞伎を支えるNTTの技術


さて、この超歌舞伎ですが、今回は舞台演出にNTTによるふたつのテクノロジーが使われていました。ひとつは、敵役の澤村國矢(さわむらくにや)さんが演じる「蔭山新右衛門(かげやましんえもん)」との対決シーンで使われた、分身同士が戦う演出です。

グリーンバックなどの合成設備がない舞台であるにも関わらず、カメラでとらえた映像から、あたかもそのような設備があったかのように輪郭を抽出してリアルタイムに被写体を抜き出します。舞台ではそれを合成して、格闘ゲームのような演出を加えるなどしていました。

超桟敷席(アリーナ席)の前方には音が飛び出す演出「波面合成技術」が投入されていました。

波面合成技術とは会場を囲むように設置された240台のスピーカーを使い、音源が客席の近くにあるかのように聴かせる技術です。映画館などのサラウンドスピーカーは前後左右の広がりを感じるものですが、波面合成技術は音が近い位置に感じられます。そのため、雷鳴や石が降ってくるような演出では、あたかも客席に落ちたと感じられるようなものでした。

超歌舞伎は、新しいリアルとバーチャルの共演だけではなく、こうした最新技術を体験できる場となっていました。

超歌舞伎に最新技術を提供しているNTTは企業ブースにも出展。ドローンを使った浮遊球体ディスプレイやVRテニス、ファナック社のアーム型の巨大ロボット2台によるパワフルなステージなど盛りだくさんの展示を行いました。

「超未来式体感型スマホ めくるめく触感の世界」は、「手の中にいる!」を実現するために、ハーフミラーを使ったシンプルな立体映像と振動を使ってハコニワ世界を手の中に再現。VRよりも手軽にスマートフォンで立体映像と振動で楽しめ、このサービスを実現してほしいと感じました。

「ぶるなびで 超不思議ドライブるぶるシミュレーター」も面白いと感じました。2つのモーターで振動を発生するという四角い箱を握ると、振動に引っ張られてなぜか重いと感じられるというものです。これは指に伝わる感触によって脳に錯覚を覚えさせているのだとか。デモンストレーションでは、レーシングカーのハンドルの動きが手元に伝わってくる体験ができました。


■JALブースのジェット旅客機「FUJI号」で「和」を感じる


JALブースには、日本初のジェット旅客機「FUJI号」を展示。通常は羽田空港内の施設に展示してあるものですが、わざわざ幕張メッセまで持ってきたということですから、見ないわけには行きません。

丸顔で愛らしく「空の貴婦人」と呼ばれるFUJI号の特徴はなんと言っても「和」を表現したラウンジです。窓には障子、その上には「紅白梅」、床は畳を模したじゅうたんが敷かれています。西陣織の座席とモダンなブルーが印象的でした。


■多様なゲームに熱中する超ゲームエリア 痛車も展示


超ゲームエリアでは、アーケードゲームからコンソールゲーム、スマートフォン向けのゲームブースがありました。なかでも今年3月に発売した「Nintendo Switch」向けの「ARMS」ブースでは、試遊台で遊べるとあって長い列ができていました。

また「『ARMS』スゴウデトーナメント in ニコニコ超会議2017」も開催され、ARMSプレイヤーによる熱い対戦が繰り広げられていました。

ARMSは、アームを当てる、戦略的に距離を作るといったこれまでの対戦格闘ゲームにはない要素が面白い新感覚のゲームです。アームを撃った後にできるほんの一瞬の微妙な間が、少し不自由に感じ、逆にそこが反撃に使えるなど、ゲーム性が非常に高いと感じました。

同じ会場では痛車の展示も行われており、さまざまな車種が展示されていました。なかでも数千万円もするアウディ「R8」やキャデラック、BMWの痛車には驚愕するしかありませんでした。


閉場後、幕張メッセをあとにする人から「ここを出ると、明日から現実に戻るのか…」という声が聞こえてくるようでした。そんな非現実世界をまる一日味わえるイベント。来年もぜひ開催されることを願いたいと思います。

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この記事の執筆者

mi2_303

mi2_303

ゲーム業界からウェブデザイナーなどを経てフリーに転身。スマホやタブレット、PC、音楽制作やカメラなどの趣味を生かして執筆をしている。

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