2017年6月30日で「ITライフch」の更新を停止させていただきます。ご愛顧ありがとうございました。

「教えて! goo ITライフch」は、IT・家電に特化した情報サイトです。

目指せドローンマスター! Mavic Proで白銀の大地を空撮にチャレンジ【後編】

目指せドローンマスター! Mavic Proで白銀の大地を空撮にチャレンジ【後編】

空を飛んでみたいというのは古くから続く人の夢。その中には空からの景色を眺めてみたい、との願いも含まれているのではないでしょうか。そんな願望を「ドローン」で実現すべく、2016年も終わりに近づく頃、埼玉県にある屋内練習場でシミュレーターと実機を用いた飛行練習を行いました。

目指せドローンマスター! Mavic Proで白銀の大地を空撮にチャレンジ【前編】に引き続いて、DJI製のドローン「Mavic Pro」を用いて実際に屋外フライトを行い、空撮に挑戦するまでの様子を、ドローンからの映像を交えてレポートします。

■はじめての空撮 世界が違って見える瞬間に感激!

2016年も残すところあと数日。新年を迎えるまでの慌しさを感じながら、今冬も白銀の大地となった北海道へ帰省しました。ここから始まる屋外でのドローン飛行、そして空撮という初体験を前に、早くも心が躍ります。

今回フライトを行う場所は、市街地のはずれに広がる国有林の一角。あらかじめドローンの飛行許可が不要な空域であることをエリアマップで確認し、その他必要な申請を行っています。

当日の天候は晴れ、風速は2~3m程度と弱く、ドローンにとっては良いコンディション。入り口から奥へと進み、人気のない拓けた場所に出たところで雪を踏み固めます。初日はここからフライトを始めることに。

このMavic Proですが、機体は重さ740g程度と軽量で、一秒間に5mの速さで上昇し、速度65kmでの高速フライトが可能な運動性能を備えています。カメラ部分には約1200万画素のセンサとF値2.2のレンズを搭載しており、機体にMicro SDカードを挿入しておくことで、最大4000×3000サイズの静止画撮影と30fpsの4K動画撮影が行える、空撮でも威力を発揮するドローンです。

折りたたまれた状態の機体からアームとプロペラを広げ、まずプロポの電源を入れた後に機体の電源を投入します。この順序を間違うとドローンが他の電波を拾ってしまい、誤作動につながることもあるので注意が必要です。

先日の屋内フライトではGPSなしの機体で練習しましたが、Mavic Proにおいては初心者として当然GPSを使用します。きちんとGPSの電波を補足させるため、機体を持ち上げ縦横の向きで水平に回転させるコンパスキャリブレーションを行います。

そしてプロポを両手でしっかりと握り、親指で左右のスティックを八の字型に広げます。するとプロペラがブーンと羽音のようにうなりながら回転を始め、離陸に向けスタンバイ。

ゆっくりと右スティックを操作すると、ふわりとした感覚で離陸し、まるで重力から解放されたようにホバリングを続けます。そこから右スティックを奥へ倒すと、Mavic Proは一気に上昇。ついに屋外フライトが始まります。

空高く舞い上がった機体を目視しつつ、カメラから送信される映像をモニターでちら見してチェック。Mavic Proの安定した飛行性能によって、機体の操縦ばかりに終始することはありません。

そのまま上空を前後左右に移動したり、少し速度を上げたりして操縦の感覚を養いながら、いったん着陸。引き続き空撮を行うべく録画ボタンを押し、再度離陸を行います。ちなみにここで掲載している映像は、Web掲載用に画質を落としたものとなります。


Mavic Proではプロポのジンバルダイヤルを用いて、カメラの向きを上下に動かすチルト操作ができます。ただしカメラは機体正面から真下にしか動かせないので、カメラを左右に振るパン操作を行うには機体を旋回させる必要があります。

最初はこのスピード感がつかみにくく、後になって映像を見返してみると、急なパン、チルトの繰り返しといった荒いカメラワークによって、素人のホームビデオを見ているような疲労感を覚えることも。フライトと同じく機体によるブレはないものの、撮影時も急な操作は避けることが大切です。

Mavic Proの最大飛行時間である27分間が近づき、プロポからバッテリー残量を通知するアラームが響きます。本日のフライトはこれにて終了。とここで一つ失敗。撮影を止めるにはプロポ右上にある録画ボタンを再度押すのですが、見た目で間違えて正面左下にあるフライト一時停止ボタンを押してしまいました。すでに着陸後の出来事だったので事なきを得たものの、初心者のうちは基本操作においても油断できないことを痛感。

ともかくも最初の屋外フライトを終え、昔から何度も訪れている場所でも空からはこんな風に見えるのか、という新鮮さと、あたかも自分が空に浮かんで眺めているような感覚に、とても充実した気分です。

■林間フライトに挑戦!なるかドローンマスター?

2回目の屋外フライトとなる翌日。あいにくの曇り空で、ときどき粉雪が舞い降りる中、天気予報アプリで雪雲の位置をチェックし、間隙を縫うようにフライト場所へと向かいます。


今回は木立の間を進みながら空撮に挑みます。枝が茂っているためあまり高くは飛ばせませんが、低い位置からの視点はさながら獲物に近づく動物のよう。早く操縦の腕前を上達させて、いろいろな空撮に挑戦してみたいところ。

そんな気分の高まりが逆に慢心につながったのか、見晴らしが良い場所で上昇中、突き出た小枝にかするような音が。一瞬ヒヤッとしましたが、双方に損傷はありませんでした。屋内練習での緊張感を思い返します。

あまり大きな動きは控えつつも、低空では昨晩のうちに降り積もった粉雪がプロペラの威力で舞い上がり、その迫力にMavic Proの力強さを実感。

そうこうしているうちに雪が強く降ってきました。湿り気の多いベタ雪とは違い、気温の低い北海道ならではの粉雪であればプロペラの回転で払いのけることもできそうと思いつつ、やはり無理は禁物。これにて今回のフライトチャレンジは全終了となりました。

この2日間で1時間程の屋外フライトを終えた所感を述べるとすれば、知識や技術、心の持ち様、すべてにおいてドローンマスター(?)への道のりは厳しい。屋外フライトにおいては、被写体を自動追尾するアクティブトラックや、画面上でタップした場所へフライトするタップフライといった、Mavic Pro便利な機能を試してみる余裕もありませんでした。

しかし、ドローンという未知の物体を扱う中で、責任感や注意力も高まりました。やはり新たな世界に飛び込むことで得られる経験は大きいもの。東京に戻った今となっては楽しかったとの一点張りに戻ってしまい、相変わらず初心者のままですが、これからも練習を続け、さまざまに姿を変える空からの景色を楽しむ機会を秘かに目論んでいます。


【関連記事】

この記事の執筆者

教えて!goo ITライフch編集部

教えて!goo ITライフch編集部

教えて!goo ITライフch編集部です。
スマートフォンだけでなくIT全般に関する情報を分かりやすくお伝えします。

ITライフch

「教えて!goo ITライフch」は、IT・家電に特化した情報サイトです。

目指せドローンマスター! Mavic Proで白銀の大地を空撮にチャレンジ【後編】

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

 

関連するQ&A

カテゴリ