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目指せドローンマスター! Mavic Proで白銀の大地を空撮にチャレンジ【前編】

目指せドローンマスター! Mavic Proで白銀の大地を空撮にチャレンジ【前編】

空を飛んでみたいというのは古くから続く人の夢。その中には空からの景色を眺めてみたい、との願いも含まれているのではないでしょうか。それも飛行機の窓から見える下界の様子ではなく、実際に自分が暮らす街並みや身近な海、山といった地上に広がる風景を自由に俯瞰できたなら、当たり前と思っていた日々の生活も全く別世界のものに思えてきそう。

そんな願望を実現するのがカメラ付きマルチコプターに代表される「ドローン」。しかし、突如イベント上空に出現して世間を騒がせたかと思えば、離島などへの宅配便サービスが試みられるなど、今や多くの期待と不安が入り交じるガジェットといった様相を呈しています。

今回はそんなドローンについて全くの初心者がドローンマスター(?)を目指すべく、さまざまな学びを通じて屋外初フライトに挑戦するまでの模様をレポートします。

■ハイテク装備で安定飛行! ドローンって結構手軽かも?

2016年12月某日、年の瀬も迫る中、ITライフch編集部では1台のドローンを入手。わずか60サイズの宅配便で送られてきたのは、DJIの折りたたみ式ドローン「Mavic Pro(マビック プロ)」。

このMavic Proは、荷物運搬など大型化が進む業務用ドローンとは異なり、500mlのペットボトルを幅広くした程度のサイズ感で持ち運びできるコンパクトさが特長。フライングカメラの別称が示すようにパーソナルユースを意識した製品であることから、昨年9月に発売開始して以降、Appleストアや楽天モバイルといったスマホ関連のECサイトでも取り扱いを始めるなど、一般ユーザーにおけるドローン普及に一役買うことが期待されています。

コンパクトな個人向け機体とはいえ、GPSや各種センサによる安定飛行や衝突回避といった、安全性に定評のあるDJI製ドローンならではのテクノロジーが凝縮されています。

加えて、高精度な3軸ジンバルを備えたスタビライザーにより、飛行中手ブレのない4K映像が撮影できるカメラを搭載。

DJI専用アプリ「DJI GO」をインストールしたスマートフォンをプロポに接続することで、画像認識を用いた被写体の自動追尾・撮影や、ジェスチャーを合図にシャッターを切るといった、あたかもドローンで自撮りするような機能を備えています。

早速プロポと機体に電源を投入し、手順どおりに動かすと、いとも簡単にドローンが浮上。おそるおそる前後左右に操縦してみれば、ブレもなくスムーズに移動していきます。撮影ボタンも動画、静止画で分かれており直感的に操作できます。

DJIの空撮動画/写真展「Perspectives by SkyPixel in Tokyo - 僕は空からの眺めが好き」ブース

最初の正直な感想として「これはいける」。この優れた、かつ面白いガジェットを狭い室内でいじるだけなんて物足りない。ちょうどこの年末年始、休暇で北海道を訪れる予定があることから、そのとき持っていこうかと。以前ドローンの写真展で見たような、空からの視点ならではの美しい風景を思い浮かべつつ、白く雪に覆われた大地でフライトや空撮を楽しみたいとの欲求が高まってきました。

しかしドローンと言えば、空撮をはじめ、農業やインフラ、輸送分野など商用での普及が進む一方、個人レベルではどことなく扱いにくいもの、といった印象もあります。

そもそも、いかにハイテク化されたドローンとはいえ、それなりの重量がある固形物を空中で自在に操縦するなんてことが果たして可能なのでしょうか。

この根本的な疑念を解消するには練習あるのみ、とばかりに早速、都内近郊でドローンの飛行練習ができる所を探してみます。するといくつかの施設が出てきました。日程などを考慮し、今回は埼玉県にある屋内練習場を訪ねることに。

■GPSなしで操縦せよ!いきなりの難関出現に震える指先


2016年も残り一週間をきる中、地下鉄と電車を乗り継ぎ訪問したのは埼玉県さいたま市にあるドローン専用屋内飛行場「Acro+ アクロプラス」。ここでは倉庫のような施設内で大人1時間400円からという低料金でドローンを飛ばすことができ、フライトを体験してみたいという一般ユーザーが多く訪れるとのこと。

FPVレース用コース

練習できる場所は、ホバリングが中心となる初心者練習場と、ドローンに搭載したカメラを用いて、さながらコックピットからの視点で楽しめるFPV(First Person View)レース用コースの2つ。ちなみにドローンは持ち込みのほか、無料で貸し出しも行っています。

最初にレース用コース前に設置されたフライトシミュレーターを用いて、30分ほどドローンの操作方法について学びます。

このフライトシミュレーターはドローン専用ソフトを用いた一見簡易な構成ですが、モニター画面には現実の風景と見まがうばかりの映像が映し出され、その中をドローンが浮上していきます。操縦は実機のプロポを用いて行い、モニター内のドローンも実際と同じ挙動で飛行するので大いに臨場感があります。

まず基本設定として、プロポの右側で上昇、下降、左右の移動を行い、プロポの左側で前進、後退、機体の水平旋回を行う「モード1」で操縦を行います。シミュレーターという気楽さと、画面の中を思い通りに飛行しつづける機体の様子に、最初はただただ遊覧飛行を満喫、といった気分です。

ドローンFPVコースフライトの様子

しかし、ここからがシミュレーション練習の本番となります。Mavic ProにはGPSやセンサを用いた飛行安定化のための装置が組み込まれていますが、今回の屋内練習で使用するのはレース用にも使われるTarot製のドローン。

こうした軽量化重視の機体にはGPSなど搭載されておらず、シミュレーターもGPSを切ったときと同じ状態に再設定されます。

すると、これまで安定感のあった機体が、周囲の風などの影響を受け、たちまち上下左右へと流されていきます。これにはシミュレーター内の出来事とはいえ、「自分は一初心者にすぎないのだ」ということを強く思い知らされます。

これまでのGPS任せとは異なり、親指でプロポを細かく動かし続けないと、あらぬ方向へ空高く飛んでいったり、いきなり地面に叩き付けられたりと、否応なしに緊張感が高まります。

こうした状況において、なんとかホバリングができるようになった頃、ついに実機をもちいた屋内飛行練習へと進みます。

■実機飛行へいざ臨場 練習場でドローンについて考えてみた


この屋内練習場は人工芝を敷いた30坪ほどの大きさで、ホバリングや上昇下降、前後左右への飛行といった基本的な練習ができます。

プロポは2台がケーブルで接続されており、講師がいつでも操縦を代われるようになっています。この点はさながら教官が助手席に乗っている自動車教習のようで安心感があります。

先ほどのシミュレーターで怖気づいた気持ちをなだめつつ、おそるおそる離陸開始。入り口側のシャッターが開放されており、わずかに風が入り込むたび機体が揺れ、シミュレーションで味わった緊張が再燃します。

ここで初心者にありがちな点として、機体の左右の動きにつられて無意識に自分の頭や体も動いてしまい、視点にズレが生じてきます。こうなると機体の位置を把握して操縦することが難しくなってしまいます。そのため、最初にきちんと機体の背後正面に立ち、その姿勢をキープしつつ、自分を中心に左右の幅や奥行きの感覚をつかむことが重要です。

完全な屋外とは異なり突然の強風にあおられることもないため、両手の親指をしっかりとプロポにおいて機体の動きに微調整を加え続けるうち、なんとかホバリングを保つことができるようになりました。

これから屋外でのフライトに用いるMavic Proでは、コンピューター制御によって機体のバランスを維持するため、自分でこうした細かな操縦を行う必要はありません。しかし、ドローンのそうしたロボット的な側面にばかり目がいってしまうと、あまりにも高く遠く飛ばしてしまったり、天候の変化にも無関心になったりと、かえって機械の力をあたかも自分の腕前と錯覚してしまいがち。そんな過信のまま人間が状況判断を誤ってしまえば、どんなドローンでも糸の切れた凧のようになるリスクは否定できません。

それだけでなく、フライングカメラとも呼ばれるMavic Proの性能を有効活用し、きちんと空撮したいなら、被写体に合わせて飛行コースや機体の向きをコントロールできないと、満足できる映像には仕上がらないでしょう。安全面に限らず撮影テクニックとしても、やはり操縦技術の上達は不可欠であると実感しました。

この屋内練習を通じて、こうした過信や不安の両極をひっくるめて考えつつ、あらためて屋外初フライトへの期待を高めていきます。


後編へと続きます。


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教えて!goo ITライフch編集部

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